[前日計量]2017.9.2
明日はアンダーカードも豪華
中谷正義とライアン・セルモナ
 明日3日、島津アリーナ京都で開催されるWBA世界スーパーバンタム級タイトルマッチのアンダーカードで、東洋太平洋ライト級王座8度目の防衛戦を迎えるチャンピオン中谷正義(井岡)と挑戦者で同級1位のライアン・セルモナ(比)。日本ミニマム級王座初防衛戦を迎えるチャンピオンの小西伶弥(真正)と挑戦者で同級1位の小野心(ワタナベ)が2日、京都市内のホテルで前日計量に臨んだ。
8度目の防衛戦を迎えた中谷
 明日のセミファイナルに登場する東洋太平洋ライト級チャンピオンの中谷正義(井岡)は61.2kgのリミットでパス。「久しぶりのサウスポーとの対戦なので過去にないくらいスパーリングはしてきました。相手は胸の筋肉がすごかったことくらいしか印象にないですね(笑)。やりやすい身長だと思うのでしっかりと防衛します」と、8度目の防衛戦を控え落ち着いた様子で語った。
 対してセルモナは、61kgの200gアンダーでパス。「家族もいるので、奥さんのためにもタイトルを持ち帰る」と意気込んだ。
小野心と小西伶弥
 日本ミニマム級王者の小西伶弥(真正)は47.6kgのリミットでパスすると「ここは通過点ですが、しっかりと防衛して先の世界戦へつなげていきたいですね」と笑顔。
 ベテラン小野も47.6kgのリミットで秤を降り、「相手は若くて強いチャンピオンです。相手より多くパンチを出していきたいですね。バチバチの打ち合いをするつもりです」と拳を握った。