[メキシコ情報]2017.8.29
エストラーダ「拳で証明する」
ファン・フランシスコ・エストラーダ

 元WBA(世界ボクシング協会)、WBO(世界ボクシング機構)フライ級王者ファン・フランシスコ・エストラーダ(27=メキシコ)は9月9日、米国カリフォルニア州カーソンのスタブハブ・センターで元WBC(世界ボクシング評議会)スーパーフライ級王者カルロス・クアドラス(29=メキシコ)と対戦する。その試合を前にエストラーダは「自分の拳で彼の問いに答える」と自信をみせている。現在、エストラーダはスーパーフライ級でWBC(世界ボクシング評議会)3位、WBO1位にランクされており、クアドラスとの試合はWBC同級挑戦者決定戦として行われる。

 エストラーダはトレーニングが順調に進んでいる様子で、減量も問題ないと伝えられる。2階級制覇への足掛かりをつかむ大事な試合を前にエストラーダは「私は自分の拳で彼(クアドラスの挑発)の問いに答えるつもりだ。体重もリミットに近づいているし調子はいい」と好調をアピールしている。クアドラス対エストラーダは、シーサケット・ソールンビサイ(タイ)対ローマン・ゴンサレス(ニカラグア)のWBCタイトルマッチ、井上尚弥(大橋)対アントニオ・ニエベス(米)のWBOタイトルマッチとともにスーパーフライ級トリプル戦として行われる。