[海外ニュース]2017.8.23
IBFが当日計量部分改正
IBF世界ミニマム級王者

 IBF(国際ボクシング連盟)は世界戦の際に独自に選手に課している試合当日の計量を、他団体王座もかけられた試合に限っては実施しないこととした。すでに今月19日に米国ネブラスカ州リンカーンで行われたテレンス・クロフォード(29=米)対ジュリアス・インドンゴ(34=ナミビア)のスーパーライト級4団体統一戦から採り入れた。IBFでは世界戦の前日計量からのリバウンドを全階級とも共通に10ポンド(約4.5キロ)以内と定めており、その当日計量を嫌って同団体の世界戦を敬遠する選手がいることなどから今回の措置に至ったようだ。これにより9月16日に行われるゲンナディ・ゴロフキン(35=カザフスタン/米)対サウル・カネロ・アルバレス(27=メキシコ)の3団体統一世界ミドル級タイトルマッチでも当日計量は免除されることになる。