成人の日の14日、横浜文化体育館で開催されるWBA世界Sフライ級タイトルマッチ、王者アレクサンデル・ムニョス(ベネズエラ)VS挑戦者川嶋勝重(大橋)の調印式が13日都内で行なわれた。王者ムニョスは200gのウエイトオーバーを落とす為、調印式のぎりぎりまで練習。これにより20分遅れで開始された。
　多少疲れた表情で調印式に臨んだムニョスは「コンディションは100%。良い試合見せる。クリーンなボクシングで戦い、KOで倒す!」と対日本人6戦全勝、8割以上のKO率から絶対の自信を窺わせた。対する挑戦者の川嶋「仕上がりは最高!100%です。13年間自分がやってきた事と会長やトレーナーに教わった事を全てぶつける」とコメント。川嶋にはこの大会、大橋会長から"KO勝利"の条件付で1000万円のボーナスが用意されている。1発逆転の強打を誇る川嶋は「王者は強打だが自分が先に当ててKOで勝ちます」とこちらもKO宣言で返し、王者ムニョスに「ボクシングファンに喜んでもらえる熱い試合をしましょう」とメッセージを送った。
　王者・挑戦者共にKO宣言が飛び出したWBA世界Sフライ級タイトルマッチ。最後にベルトを腰に巻くのは日本人キラー王者ムニョスか?挑戦者ラストサムライ川嶋か?決戦のゴングは明日だ。