スーパーライト級からミドル級までの4階級で世界一になっているコットだが、今回の試合は15年11月にサウル・カネロ・アルバレス(メキシコ)に敗れて以来、1年9ヵ月ぶりのリングとなる。しかし、4年前から組んでいるフレディ・ローチ・トレーナーと順調に調整してきた様子で、「試合まで1週間ほどだがトレーニング・キャンプは順調にきている。準備は万端」と話している。そして「亀海は逞しくて強く、常に向かってくるファイターだが、私が勝つことを確信している」と自信を口にしている。ローチ・トレーナーは「亀海は止まることなく前に出てくるので簡単な試合にはならないが、コットが途中で捕まえると思う」と愛弟子の勝利を信じている。コットは45戦40勝(33KO)5敗、亀海は32戦27勝(24KO)3敗2分。オッズは4対1でコット有利と出ている。