[海外ニュース]2017.8.17
GGG 170ポンドでパス
GGG

 9月16日に米国ネバダ州ラスベガスのT‐モバイル・アリーナで19度目の防衛戦に臨むWBA(世界ボクシング協会)、WBC(世界ボクシング評議会)、IBF(国際ボクシング連盟)ミドル級王者、GGGことゲンナディ・ゲンナビッチ・ゴロフキン(35=カザフスタン/米)がこのほど、WBC(世界ボクシング評議会)が定める30日前計量に臨み、170ポンド(約77.1キロ)を計測した。

 ゴロフキンは3月のダニエル・ジェイコブス(米)戦の際の30日前予備計量は74.8キロと軽めだった。今回はそれよりも2.3キロ重いが、それでもミドル級リミットの160ポンド(約72.5キロ)を4.6キロ上回るだけで、比較的軽い体重で調整が進んでいる様子だ。このあとWBCは試合1週間前にも予備計量を課しており、ここでは超過体重が当該階級の5%以内と規定されている。
 なお、WBCと摩擦のある挑戦者のサウル・カネロ・アルバレス(27=メキシコ)が予備計量に臨むかどうかは不明。さらにIBFは試合当日の計量も課しており、ここでは計量後のリバウンドを10ポンド(約4.5キロ)以内に抑えなければ失格となる。アルバレスがWBCとIBFのルールに従うか、その点にも注目が集まる。