[海外ニュース]2017.8.17
モズリーが再び引退表明
シェーン・モズリー

 ライト級、ウェルター級、スーパーウェルター級の3階級を制覇した実績を持つ元世界王者シェーン・モズリー(45=米)がこのほど、現役から退くことを表明した。モズリーは13年に一度は引退したが15年にカムバック。2連続KO勝ち後の昨年5月、ダビド・アバネシャン(29=露)の持つWBA(世界ボクシング協会)ウェルター級暫定王座に挑んだが12回判定負け。それが現役最後の試合になった。

シェーン・モズリー
 9月7日に46歳の誕生日を迎えるモズリーは、WBAスーパーウェルター級10位、WBC(世界ボクシング評議会)とIBF(国際ボクシング連盟)14位、WBO(世界ボクシング機構)8位のマゴメド・クルバノフ(露)とロシアで戦う計画があったが、肘の手術をしたためキャンセルになっていた。モズリーは「老いを感じ、以前のようには戦えないと悟った」と引退の理由を話している。今後は選手をサポートする立場としてボクシングと関わっていくという。通算戦績は61戦49勝(41KO)10敗1分1無効試合。