[海外ニュース]2017.8.16
再戦に前向きなパッキャオ
マニー・パッキャオ

 6階級制覇の実績を持つ前WBO(世界ボクシング機構)ウェルター級王者マニー・パッキャオ(38=比)が、7月2日に敗れた相手、現WBO王者のジェフ・ホーン(29=豪)との再戦について「フィリピンで試合をしたいが、無理ならばドバイ(アラブ首長国連邦)か米国で戦いたい」とフィリピンのメディアに話している。再戦の実現時期については12月が有力とみられている。

 パッキャオは7月2日、ホーンの地元でもあるオーストラリアのブリスベンで初防衛戦に臨んだが、僅差の判定で敗れた。引退を勧める声もあるが、元6階級制覇王者は現役続行を望んでいる。ホーン戦の契約には再戦事項が盛り込まれているといい、その権利を履行するつもりだ。トップランク社のボブ・アラム・プロモーターは12月に再戦を行い、そこでパッキャオが王座を奪回すれば来年4月にはテレンス・クロフォード(米=WBC&WBOスーパーライト級王者)との対決を目論んでいると伝えられる。