[海外ニュース]2017.8.15
五輪銅ヤマグチの15戦目

 12年ロンドン五輪ライトヘビー級銅メダリストで現在はWBC(世界ボクシング評議会)ミドル級18位にランクされるヤマグチ・ファルカン(29=ブラジル)は12日(日本時間13日)、米国フロリダ州タンパでタロンズ・ワシントン(37=米)と対戦した。ファルカンは14年1月のプロデビュー戦は3回無効試合だったが、その後は13連勝(6KO)を収めている。

 サウスポーのファルカンは、このところ4連敗とスランプのワシントンを4回2分59秒TKOで下し、戦績を15戦14勝(7KO)1無効試合に伸ばした。ちなみにロンドン五輪ミドル級決勝で村田諒太(現帝拳)に惜敗して銀メダルに甘んじたエスキーバ・ファルカンは2歳下の弟で、こちらもプロ転向後は18連勝(12KO)をマーク、現在はWBCミドル級25位にランクされている。敗れたワシントンは43戦17勝(9KO)24敗2無効試合。    この日は世界挑戦経験者のセサール・セダ(プエルトリコ)も登場、ロヘリオ・カサレス(米)に8回判定勝ちを収めた。13年12月にレオ・サンタ・クルス(メキシコ/米)の持つWBCスーパーバンタム級王座に挑んで判定負けを喫しているセダは31戦28勝(18KO)3敗。現在はライト級で戦っている。昨年7月にNABF北米スーパーフェザー級王座を獲得しているカサレスは19戦13勝(5KO)6敗。