[海外ニュース]2017.8.8
ディアスvsウォーリントン 入札か

 WBC(世界ボクシング評議会)は同団体フェザー級挑戦者決定戦として2位のジョセフ・ディアス(24=米)対3位ジョシュ・ウォーリントン(26=英)を義務づけているが、このまま交渉がまとまらない場合は今週11日にメキシコシティのWBC本部で興行権入札を行うとしている。ディアス側は9月16日、ウォーリントン陣営は10月21日に試合を行いたいという希望を持っている。

 サウスポーのディアスは12年ロンドン五輪バンタム級ベスト16入りしたあとプロデビュー。これまでNABF、NABO北米王座を獲得するなど24戦全勝(13KO)をマークしている。対するウォーリントンは09年にプロデビューし、こちらも25戦して全勝(5KO)と無傷で来ている。ここ4戦は元世界上位ランカーのジョエル・ブランカー(豪)、世界挑戦経験のある天笠尚(山上)とパトリック・ヘイランド(アイルランド)、さらに元世界王者のキコ・マルチネス(スペイン)を下している。ディアス陣営のゴールデンボーイ・プロモーションズは9月16日に米国ネバダ州ラスベガスで行われるゲンナディ・ゴロフキン(カザフスタン/米)対サウル・カネロ・アルバレス(メキシコ)の世界ミドル級タイトルマッチの前座に組み入れたい考えだが、ウォーリントン側は10月21日に英国リーズ開催を望んでいる。