[海外ニュース]2017.7.26
統一戦の前座にホワイト出場

 ヘビー級でWBC(世界ボクシング評議会)5位、IBF(国際ボクシング連盟)6位、WBO(世界ボクシング機構)10位にランクされるディリアン・ホワイト(29=英)が8月19日、米国オクラホマ州リンカーンで行われるテレンス・クロフォード(29=米)対ジュリアス・インドンゴ(34=ナミビア)のスーパーライト級4団体王座統一戦の前座に出場することになった。相手は17年前に世界挑戦した経験を持つマイケル・グラント(44=米)。ホワイトは米国初登場となる。

 ホワイトはアマチュア時代にアンソニー・ジョシュア(英=現WBAスーパー&IBF王者)に勝ったこともある強打者で、プロでは15年12月にジョシュアに7回TKOで雪辱を許している。これがプロで唯一の敗北だ(21戦20勝15KO1敗)。一方、8月4日に45歳の誕生日を迎えるグラントは身長201センチ、体重約120キロの大柄な選手で、2000年4月にはレノックス・ルイス(英)の持つWBC、IBF王座に挑んだ経験を持っている(2回KO負け)。その後も活動を続けているが、直近の3戦はすべてKO(TKO)負けと不振が続いている。55戦48勝(36KO)7敗。