[海外ニュース]2017.7.23
カールソンの再起戦
カルロス・カールソン

 今年3月、山中慎介(34=帝拳)の持つWBC(世界ボクシング評議会)バンタム級王座に挑み、5度のダウンを喫して7回TKO負けしたカルロス・カールソン(27=メキシコ)の再起戦が21日(日本時間22日)、アイザック・サラテ(25=メキシコ/米)を相手に米国カリフォルニア州オンタリオで行われた。フェザー級8回戦に出場したカールソンは再起戦を白星で飾ることができたのか。

カルロス・カールソン
 バンタム級よりも5.5ポンド(約2.5キロ)重い123.5ポンド(約56.0キロ)で前日計量を終えてリングに上がったカールソンは、2回にサウスポーのサラテが繰り出した右フックでダウン。これで調子が狂い、ペースを握れないまま8回をフルに戦うことになった。採点はジャッジ三者とも78対73でサラテだった。連敗を2で止めたサラテは18戦13勝(2KO)3敗2分。山中戦後もWBC11位に踏みとどまっていたカールソンだが、これでランク外に落ちることが確実となった。25戦22勝(12KO)3敗。