[海外ニュース]2017.7.21
挑戦権争うウォーレンとアローヨ
ラウシー・ウォーレン

 29日(日本時間30日)に米国ニューヨークのバークレイズ・センターで行われるミゲール・マイキー・ガルシア(29=米)対エイドリアン・ブローナー(27=米)のスーパーライト級12回戦の前座では、前WBA(世界ボクシング協会)バンタム級王者ラウシー・ウォーレン(30=米)対前IBF(国際ボクシング連盟)スーパーフライ級王者マクジョー・アローヨ(31=プエルトリコ)の12回戦が組まれている。この試合はIBFスーパーフライ級挑戦者決定戦として挙行されることになった。

ラウシー・ウォーレン
 ウォーレンは3度の五輪出場後にプロに転向し、昨年6月に世界王座を獲得。しかし、今年2月の初防衛戦でザナト・ザキヤノフ(カザフスタン)に敗れた。これが再起戦となる。17戦14勝(4KO)2敗1無効試合。対するアローヨは08年北京五輪出場後にプロデビューし、15年7月に世界王者になった。しかし、昨年9月の初防衛戦でジェルウィン・アンカハス(比)に判定負けを喫して王座から陥落した。こちらも再起戦となる。18戦17勝(8KO)1敗。ともに実績はあるものの現在のランキングはウォーレンが13位、アローヨが12位と低い位置にいる。サウスポー同士の対戦となる。