[海外ニュース]2017.7.14
「ベストを証明する」
ワシル・ロマチェンコ

 WBO(世界ボクシング機構)スーパーフェザー級王者ワシル・ロマチェンコ(29=ウクライナ)は8月5日、米国カリフォルニア州ロサンゼルスのマイクロソフト・シアターでWBOフェザー級7位のミゲール・マリアガ(30=コロンビア)を相手に3度目の防衛戦を行う。12日(日本時間13日)に行われた会見でロマチェンコは「戦う準備はできている。私がベストの選手であるということを証明する」と意気込んでいる。

ワシル・ロマチェンコ
 五輪連覇、プロ3戦目でフェザー級王座、7戦目で現在の王座を獲得するなど「天才」ぶりを発揮しているサウスポーは「世界中の人がワシル・ロマチェンコを見るはずだ。(マリアガは)攻撃力のあるハングリーで手強い相手だが、ボクシング界で私がベストであることを証明したい」と自信をみせている。これに対しフェザー級で2度の世界挑戦を経験しているマリアガは「ロマチェンコのような偉大な選手と戦う機会が得られて光栄だ。彼には好感を持っているが、私は戦うために来ている」と、こちらも譲るつもりはない様子だ。サウスポーのロマチェンコは9戦8勝(6KO)1敗、マリアガは27戦25勝(21KO)2敗。