[海外ニュース]2017.7.1
ロマチェンコの相手はマリアガ
ワシル・ロマチェンコ

 WBO(世界ボクシング機構)スーパーフェザー級王者ワシル・ロマチェンコ(29=ウクライナ/米)の3度目の防衛戦が8月5日、米国カリフォルニア州ロサンゼルスで行われることになった。挑戦者はミゲール・マリアガ(30=コロンビア)。当初、ロマチェンコ陣営はフェザー級時代に惜敗したオルランド・サリド(36=メキシコ)との再戦を計画したが、実現には至らなかった。

 サウスポーのロマチェンコは昨年6月にローマン・マルチネス(プエルトリコ)を5回KOで下してフェザー級に続く王座を獲得。その後、ニコラス・ウォータース(ジャマイカ)、ジェイソン・ソーサ(米)を一方的な内容で退けて2度の防衛を果たしている。9戦8勝(6KO)1敗。マリアガは15年6月のウォータース戦、今年4月のオスカル・バルデス(メキシコ)戦の2度、フェザー級王座に挑んだが判定負けを喫しており、これが3度目の世界挑戦となる。27戦25勝(21KO)2敗。ロマチェンコ対マリアガの前座では、元WBA(世界ボクシング協会)スーパーフェザー級暫定王者ブライアン・バスケス(コスタリカ)対WBC(世界ボクシング評議会)、IBF(国際ボクシング連盟)、WBOライト級2位のレイムンド・ベルトラン(メキシコ)というカードが組まれている。