[海外ニュース]2017.6.27
無効試合に結果変更
リゴンドー

 6月17日に米国ネバダ州ラスベガスのT-モバイル・アリーナで行われたWBA(世界ボクシング協会)スーパーバンタム級タイトルマッチ、スーパー王者ギジェルモ・リゴンドー(36=キューバ/米)対暫定王者モイセス・フローレス(30=メキシコ)の結果について、試合を管理するネバダ州アスレチック・コミッション(NSAC)は26日、これまでの「リゴンドーの1回KO勝ち」を取り消し、「無効試合(ノーコンテスト)」に変更した。

リゴンドー
 リゴンドー対フローレスは初回終了間際、スーパー王者の左フックで暫定王者がダウン。ドクターが入って続行不能となり、協議の結果、リゴンドーのKO勝ちがアナウンスされた。しかし、KOパンチがゴング後であることから審議されることとなり、26日に委員が満場一致でノーコンテストを推した。これにより正式に結果が変更された。これによりリゴンドーはスーパー王者、フローレスも暫定王者のままということになり、遠からずWBAが再戦を命ずることが確定的となった。