[海外ニュース]2017.6.27
2階級制覇のシュメノフが引退
ベイブト・シュメノフ

 ライトヘビー級とクルーザー級を制覇した実績を持つベイブト・シュメノフ(33=カザフスタン/米)が引退を表明した。シュメノフは15年7月にWBA(世界ボクシング協会)クルーザー級暫定王座を獲得し、昨年5月には正王者となったが、右目を痛めて戦線を離れていた。そのため指名試合を先延ばしにしてきたが、今月になってWBAから王座を剥奪されていた。

ホプキンス戦のシュメノフ
 シュメノフは04年アテネ五輪に出場後にプロ転向を果たし、10年にWBAライトヘビー級王座を獲得。5度防衛後にIBF(国際ボクシング連盟)王者のバーナード・ホプキンス(米)に敗れるとクルーザー級に転向。ここでも王座を獲得した。戦績は19戦17勝(11KO)2敗。