[海外ニュース]2017.6.24
「カネロは特別な選手」
サウル・カネロ・アルバレス

 9月16日に米国ネバダ州ラスベガスのT-モバイル・アリーナで行われるゲンナディ・ゴロフキン(35=カザフスタン/米)対サウル・カネロ・アルバレス(26=メキシコ)のWBA(世界ボクシング協会)、WBC(世界ボクシング評議会)、IBF(国際ボクシング連盟)ミドル級タイトルマッチのプレスツアーが幕を閉じた。英国ロンドン、米国ニューヨークに続いて行われたロサンゼルスでの会見では、ゴロフキンが「カネロはこれまでの誰とも異なる選手」と相手を持ち上げ、「すばらしいものを披露できると思う」と話した。

ゲンナディ・ゴロフキン
 37戦全勝(33KO)のゴロフキンにとっては、10年8月の戴冠から19度目の防衛戦となる。「プレスツアーはすばらしいものだった。今回のような戦いを20年間も待ち望んでいたんだ。カネロは私が対戦してきた誰とも異なる選手で、すごく強くてグレートなチャンピオン」と相手をリスペクトするコメントを残した。これに対し51戦49勝(34KO)1敗1分のアルバレスは「ゴロフキンとの試合はとても厳しい戦いになると思う。いつものように100%の準備をして試合に臨むつもりだ。ファンが望む試合を提供できることを光栄に思う。これはメキシコのファンにとって極めて重要な試合になる」と意気込みを口にした。いまのところオッズは10対7でゴロフキン有利と出ている。