[海外ニュース]2017.6.22
年内復帰を望むブルック
ケル・ブルック

 前IBF(国際ボクシング連盟)ウェルター級王者ケル・ブルック(31=英)が、年内の戦線復帰を希望している。ブルックは5月27日、英国シェフィールドでエロール・スペンス(27=米)に11回TKO負けを喫して王座から陥落。試合後には右眼窩底骨折が判明したため手術を受けた。「試合に負けたことは残念だったが、手術は成功したし回復は順調だ」と、ブルックは前を向いている。

ケル・ブルック
 ブルックは昨年9月のゲンナディ・ゴロフキン(カザフスタン/米)戦では5回TKO負けを喫したうえ左眼窩底骨折に見舞われ、手術を受けた。そして今回のスペンス戦では右側を痛めたわけだ。手術は6月16日に行われ、前回の半分ほどの時間で済んだという。「ほとんど腫れもなく、回復は順調だ。夏にはトレーニングに戻れそうだし、年内には試合もしたい」と話している。陣営はスーパーウェルター級への転向を勧めている。