[海外ニュース]2017.6.21
マクドネルvsソリス 入札へ
リボリオ•ソリス

 WBA(世界ボクシング協会)は同団体バンタム級王者ジェイミー・マクドネル(31=英)と3位のリボリオ・ソリス(35=ベネズエラ)に対し、7月3日にパナマのWBA本部で興行権入札を行うと通達した。両者は昨年12月にモナコで対戦してマクドネルが3対0の判定勝ちを収めたが、ソリス側が採点に抗議、再戦を要求していた。両陣営の交渉が不調に終わったことから興行権入札が行われることになった。

ジェイミー・マクドネル
 昨年12月の試合では116対112、117対111、115対113のスコアでマクドネルが勝ったが、ソリス側は「納得できない」として再戦を求めていた。WBAがこれを認め、1月から対戦交渉をまとめるよう両陣営に伝えていた。しかし、合意に至らず興行権入札に持ち込まれることになった。入札は両者の合計報酬を提示するシステムだが、今回は最低額が12万ドル(約1340万円)となっている。落札額の75%が王者、25%が挑戦者の報酬となる。