[メキシコ情報]2017.6.19
地域王座戦出場のセペダ

 世界戦に出場したこともあるWBO(世界ボクシング機構)スーパーライト級11位、WBC(世界ボクシング評議会)31位のホセ・セペダ(28=米)は17日(日本時間18日)、メキシコのチアパス州コミタンでミゲール・サムディオ(26=メキシコ)とWBOインターナショナル・スーパーライト級王座決定戦を行った。このところ3連勝と復調ぎみのセペダは世界ランカーの力を見せつけたのか。

 サウスポーのセペダは初回から正確なパンチでサムディオを圧倒。2回にバッティングで負傷したものの大勢に影響はなく、毎回のようにポイントを奪っていった。迎えた6回、再びバッティングでセペダの側頭部が切れ、続行不能と判断されて試合は終わった。場内アナウンスは「セペダの6回TKO勝ち」と伝えた。15年7月にテリー・フラナガン(英)とのWBOライト級王座決定戦に出場したものの肩を故障、2回TKO負けを喫しているセペダは、これで再起4連勝、通算戦績を29戦27勝(22KO)1敗1無効試合に伸ばした。サムディオは50戦39勝(23KO)10敗1分。