[試合結果]2017.6.18
ツェーゲvsスミス

 WBA(世界ボクシング協会)スーパーミドル級タイトルマッチ、王者タイロン・ツェーゲ(25=独)対挑戦者同級5位ポール・スミス(34=英)の12回戦は17日(日本時間18日)、ドイツのヘッセン州ヴェッツラーで行われた。これが2度目の防衛戦のツェーゲに対し、3度目の挑戦のスミスは弟のリアム・スミス(28=英 ※元WBOスーパーウェルター級王者)に続き世界王座を獲得することができたのか。

〇タイロン・ツェーゲ(独)
 12回判定(3対0)
×ポール・スミス(英)

 試合は左ジャブの突き合いで始まったが、徐々にツェーゲの手数と攻勢が目立つようになっていった。毎回のように王者がポイントを重ねるなか、スミスは11回に反撃して意地をみせたが逆転に繋がるようなものではなかった。最終回、ツェーゲは終了間際にスリップともとれる軽いダウンを奪って締めくくった。採点はジャッジ三者とも119対108と大差がついていた。2度目の防衛に成功したツェーゲは22戦21勝(11KO)1分、3度目の挑戦も失敗に終わったスミスは45戦39勝(22KO)7敗。