[ニュース]2011.2.20
JBC、WBA暫定認めず
 日本ボクシングコミッション(JBC)は19日、今月28日に行われるJBC委員長会議でWBA世界暫定王座を認定しない方針であることを固めた。WBA世界暫定王座は、ミニマムからクルーザー級までの中で10階級に存在し、乱立状態といえる。
 また、亀田興毅(亀田)が正規王者のバンタム級にいたっては、スーパー王者、暫定王者と3人の世界王者存在する異常事態だ。この状況に、JBC安河内事務局長は「本来の意義と違い、ひどい状態。JBCとしては、暫定を世界タイトルとして承認できない」としている。
 現在、日本のジムに所属するWBA世界暫定王者はいないが、これまで獲得した暫定王座は記録として残す方向。さらに加盟するもう一団体のWBCでは、これまで通り暫定王座は認めることになる。