[海外ニュース]2017.6.14
コロボフも賞金トーナメント参戦か
マット・コロボフ

 WBC(世界ボクシング評議会)ミドル級8位、WBO(世界ボクシング機構)スーパーミドル級8位にランクされるマット・コロボフ(34=露/米)が、9月からスタートする重量級賞金トーナメント、「ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)」に参戦する意向を示している。Boxingscene.comが報じているもので、コロボフは「私がミドル級とスーパーミドル級でベストの選手であることを証明するチャンス」と意気込んでいる。

マット・コロボフ
 コロボフは08年北京五輪こそ2回戦敗退だったが、05年と07年の世界選手権では優勝している元トップアマで、プロ転向後は28戦27勝(14KO)1敗の戦績を残している。サウスポーのボクサーファイター型で、14年12月のWBOミドル級王座決定戦でアンディ・リー(英/アイルランド)に不覚の6回TKO負けを喫したあとは3連勝を収めている。数ヵ月前にはトップランク社のボブ・アラム・プロモーターからヒルベルト・ラミレス(メキシコ)の持つWBOスーパーミドル級王座への挑戦の打診があったが、王者側が断ってきたことを明かしている。WBSSは2階級に計16人をエントリーし、9月と10月に両階級の準々決勝を行うことになっており、7月には参加選手と組み合わせを発表する予定という。