[海外ニュース]2017.6.11
「三浦撃退後に統一戦」
ミゲール・ベルチェル

 WBC(世界ボクシング評議会)スーパーフェザー級王者ミゲール・ベルチェル(25=メキシコ)は7月15日(日本時間16日)、米国カリフォルニア州イングルウッドのフォーラムで元王者で現1位の三浦隆司(33=帝拳)の挑戦を受ける。その試合を前にハードなトレーニングを続けているが「三浦を退けたあと他団体の王者たちとの統一戦を考えている」と話している。
※ベルチェル対三浦は7月16日(日)午前11時からWOWOWライブ・チャンネルで生中継の予定。

ワシル・ロマチェンコ
 これはWBCのホームページに掲載されたもので、ベルチェルは「この階級には何人かの世界王者がいる。ワシル・ロマチェンコ(ウクライナ/米=WBO王者)、ジャーボンタ・デイビス(米=IBF王者)、ジェスレル・コラレス(パナマ=WBAスーパー王者)。でも、私は目の前の相手をリスペクトしなければならない。まずは三浦を撃退しなければいけない。そのあとで彼らとの対戦を考える」と話している。ベルチェルは今年1月、三浦から王座を奪ったフランシスコ・バルガス(メキシコ)を11回KOで下して戴冠。三浦戦が初防衛戦となる。ベルチェルは32戦31勝(28KO)1敗、三浦は36戦31勝(24KO)3敗2分。