[原功コラム]2017.6.9
ミドル級世界トップ戦線は戦国時代へ
ビリー・ジョー・サウンダース(英国)
 9月16日には米国ネバダ州ラスベガスのT-モバイル・アリーナでWBA(世界ボクシング協会)、WBC(世界ボクシング評議会)、IBF(国際ボクシング連盟)3団体統一世界ミドル級王者ゲンナディ・ゴロフキン(35=カザフスタン/米)対サウル・カネロ・アルバレス(26=メキシコ)の頂上決戦が行われるが、この試合後、ミドル級王座は分散することが確実視されている。ゴロフキンが治めていた安定階級が、秋になって戦国化する可能性が極めて高いのだ。そんななか、はたして誰が後継者として名乗りを挙げるのか。ひと足早く候補たちをリストアップしてみた。