[海外ニュース]2017.5.29
「亀海のことは知らない」
コットとローチ氏

 8月26日(日本時間27日)、米国カーソンのスタブハブ・センターでWBO(世界ボクシング機構)スーパーウェルター級王座決定戦に出場することになった元4階級制覇王者ミゲール・コット(36=プエルトリコ)が、対戦相手の亀海喜寛(34=帝拳)について「彼のことは知らないが、フレディ・ローチ・トレーナーがプランを用意してくれている」と話している。

亀海喜寛

 コットは今年2月に元世界ランカーのジェームス・カークランド(米)と戦うはずだったが、カークランドが負傷したためキャンセルに。今回の亀海戦が15年11月のサウル・カネロ・アルバレス(メキシコ)戦以来、1年19ヵ月ぶりのリングとなる。「亀海はローチ・トレーナーが私に準備させていた相手だが、私は彼のことを何も知らないんだ。でも、彼(ローチ)には戦略的なプランがある。そういうことは数多くあるよ」と平然とした様子だ。ローチ・トレーナーが指導するWBOウェルター級王者のマニー・パッキャオ(比)が7月2日にジェフ・ホーン(豪)と防衛戦を行うため、コットは翌3日からロサンゼルスのワイルドカードジムでローチ・トレーナーとの練習を始めるとブレーンは明かす。以後、亀海戦に向けて8週間、ハードな日々が続くのだという。