[海外ニュース]2017.5.24
27日にモレノvsセハ
山中対モレノ戦

 昨年9月、山中慎介(34=帝拳)の持つWBC(世界ボクシング評議会)バンタム級王座に挑戦、ダウン応酬の激闘を展開したものの7回TKOで散った元WBA(世界ボクシング協会)王者アンセルモ・モレノ(31=パナマ)が27日(日本時間28日)、パナマシティで再起戦に臨む。相手は元WBCスーパーバンタム級王者のフリオ・セハ(24=メキシコ)。試合はWBCスーパーバンタム級王者レイ・バルガス(26=メキシコ)に対する挑戦者決定戦として行われる。

山中対モレノ戦
 サウスポーのモレノは山中に敗れてからの再起戦となり、スーパーバンタム級で戦うのもアブネル・マレス(メキシコ/米)のWBC王座に挑戦(12回判定負け)して以来4年半ぶりとなる。42戦36勝(12KO)5敗1分。セハは32戦30勝(27KO)2敗。こちらも16年3月にウーゴ・ルイス(メキシコ)に1回TKO負け、王座から陥落して以来の再起戦となる。試合1週間前の予備計量ではモレノが128ポンド(約58.0キロ)、セハが127.7ポンド(約57.9キロ)だった。27日にはダブルメインとしてWBCミニマム級挑戦者決定戦も行われる。こちらの1週間前予備計量は1位のサウル・フアレス(メキシコ)が111ポンド(約50.3キロ)、2位のレロイ・エストラーダ(パナマ)が107ポンド(約48.5キロ)だった。昨年8月に王者ワンヘン・メナヨーティン(タイ)に挑んで判定負けを喫しているフアレスは29戦23勝(12KO)5敗1分。勝てば再挑戦のチャンスを掴ことになる。サウスポーのエストラーダは17戦15勝(6KO)2敗。