[海外ニュース]2017.5.22
ブリッグスが陽性反応

 元WBO(世界ボクシング機構)ヘビー級王者で、6月3日に米国フロリダ州ハリウッドでフレス・オケンド(44=プエルトリコ)とWBA(世界ボクシング協会)王座決定戦を行うことになっているシャノン・ブリッグス(45=米)が、VADA(任意の反ドーピング協会)のドーピング検査で陽性反応を示したと報告された。ボクシングでは違反とされるテストステロンの数値が高かったという。

 ブリッグスに対するVADAの抜き打ち検査は5月14日に行われ、2日後にロサンゼルスの研究施設でAサンプルが分析された。その結果、筋肉育成促進の効果があるといわれるテストステロンに関して高い数値が出たという。ブルッグスは自費でBサンプルの検査を要求することができるが、異なる結果が出ることは極めて稀だという。このため6月3日に予定されているオケンド戦はキャンセルになることが確定的となった。