[前日計量]2017.5.20
クロフォードのV5戦

 WBC(世界ボクシング評議会)、WBO(世界ボクシング機構)スーパーライト級王者テレンス・クロフォード(29=米)対挑戦者同級WBC3位、WBO10位フェリックス・ディアス(33=ドミニカ共和国)の12回戦は20日(日本時間21日)、米国ニューヨークのマジソン・スクエア・ガーデン(MSG)で行われる。クロフォードにとってはWBO王座の5度目、WBC王座の2度目の防衛戦となる。試合前日の19日、両者は計量に臨んだ。

 計量ではクロフォードが139.2ポンド(約63.1キロ)、挑戦者のディアスが139.4ポンド(約63.2キロ)だった。オッズは16対1でクロフォード有利と出ている。クロフォードは30戦全勝(21KO)、ディアスは20戦19勝(9KO)1敗。

 前座ではレイムンド・ベルトラン(メキシコ)対ジョナタン・マイセロ(ペルー/米)のIBFスーパーライト級挑戦者決定戦(準決勝)およびベルトランの持つNABF&NABO北米王座の初防衛戦、さらにWBAインターナショナル王座の決定戦が行われる。過去に粟生隆寛(帝拳)戦で体重オーバーの失態を犯したベルトランだが、今回は134.6ポンド(約61.0キロ)でリミット内に仕上げた。41戦32勝(20KO)7敗1分1無効試合。28戦25勝(12KO)2敗1無効試合のマイセロは134.8ポンド(約61.1キロ)だった。

 また、4月のデビュー戦に続いて2戦目のリングに上がる16年リオ五輪バンタム級銀メダリストのシャクール・スティーブンソンは124.6ポンド(約56.5キロ)、相手のカルロス・スアレス(亜)は124.2ポンド(約56.3キロ)だった。試合はフェザー級6回戦として行われる。