[海外ニュース]2017.5.17
フランプトン 夏に再起戦

 前WBA(世界ボクシング協会)フェザー級スーパー王者で現在はWBAスーパーフェザー級2位、WBC(世界ボクシング評議会)フェザー級1位、IBF(国際ボクシング連盟)3位、WBO(世界ボクシング機構)9位にランクされるカール・フランプトン(30=英)の再起戦が、7月下旬か8月上旬に行われる方向で調整に入っている。フランプトンは今年1月、レオ・サンタ・クルス(28=メキシコ/米)に僅差の判定負けを喫して王座から陥落した。

 フランプトンはIBFスーパーバンタム級王者だった昨年2月にWBA王座も獲得して統一を果たし、7月にはフェザー級に転向してサンタ・クルスに判定勝ち、2階級制覇を成し遂げた。しかし、半年後の再戦で敗れ無冠に戻った。24戦23勝(14KO)1敗。「いまの計画では(再起戦を)7月下旬か8月上旬に考えている。複数の案があるので確かなことは言えないが、近いうちにはっきりすると思う」と話している。フランプトンはサンタ・クルスとの第3戦を望んでいるが、WBAはサンタ・クルスにレギュラー王者のアブネル・マレス(メキシコ/米)との団体内統一戦を課している。