[海外ニュース]2017.5.12
レベデフの再起戦は7/10

 WBA(世界ボクシング協会)クルーザー級スーパー王者デニス・レベデフ(37=露)の次戦が7月10日、ロシアのエカテリンブルクで予定されている。相手は同級8位のマーク・フラナガン(26=豪)が有力視されている。WBAスーパー王座とIBF(国際ボクシング連盟)王座を保持していたレベデフは昨年12月、ムラト・ガシエフ(23=露)に12回判定負けを喫したが、WBAスーパー王座はかかっていなかったため「負けても王座保持」となった経緯がある。

 レベデフは4年前のV3戦でもギジェルモ・ジョーンズ(パナマ)に11回KO負けを喫したものの、試合後に相手のドーピング違反が発覚。そのため、結果はそのままで「負けても王座保持」という前歴がある。ガシエフ戦は2度目の幸運ということになる。32戦29勝(22KO)3敗。さすがに敗北試合を防衛回数にカウントするのは無理があるため、現在の防衛は6とするのが妥当であろう。フラナガンは26戦22勝(15KO)4敗。正式決定の報を待ちたい。