[海外ニュース]2017.5.11
「次元が違う」とデイビス

 IBF(国際ボクシング連盟)スーパーフェザー級王者ジャーボンタ・デイビス(22=米)は20日(日本時間21日)、英国ロンドンで同級1位リアム・ウォルシュ(30=英)の挑戦を受けるが、「名目上はウォルシュが最強の挑戦者ということになるが、正直いって彼とはレベルが違うよ」と自信満々だ。その言葉を裏づけるようにオッズも19対5で王者有利と出ている。

 デイビスは元5階級制覇王者フロイド・メイウェザー氏(米)がプロモートするサウスポーの逸材で、今年1月にホセ・ペドラサ(プエルトリコ)に7回TKO勝ちを収めて王座を獲得した。22歳の若者にとっては単に米国を出て初試合というだけでなく相手の地元に乗り込むことになるわけだが、気にした様子はない。「彼の試合映像を見たけれど、良いファイターだとは思う。でも私のハート、技術などは別のレベルだ」と威勢がいい。はたしてデイビスの言葉どおりになるのかどうか20日の試合に注目したい。デイビスは17戦全勝(16KO)、ウォルシュは21戦全勝(14KO)。サウスポー同士の組み合わせだ。