[ニュース]2011.2.6
海外の試合結果
WBAのSウェルター級新王者にトラウト
 WBA世界スーパーウェルター級暫定王者リゴベルト・アルバレス(メキシコ)対1位オースチン・トラウト(米)の12回戦は5日、メキシコのグアダラハラで行われ、トラウトが3対0の大差判定勝ちを収めた。これによりトラウトはWBA同級正王者に認定された。
 試合はジャッジ三者が119対108をつけるほどのワンサイドだった。トラウトは22戦全勝(13KO)、石田順裕(金沢)から奪った暫定王座の初防衛と正王者昇格に失敗したアルバレスは29戦26勝(19KO)3敗。

ヘレス、ミニマム級暫定王座統一
 WBOのミニマム級は暫定王者がふたり存在するという異常事態が続いていたが、5日、コロンビアのカルタヘナで当事者同士による暫定王座の統一戦が行われた。ヘスス・ヘレス(コロンビア)対ラモン・ガルシア(メキシコ)のカードがそれで、試合はジャッジ三者がいずれも115対113のスコアを記録する接戦となった。結局、二者から支持されたヘレスが晴れて“統一暫定王者"となった。もし引き分けという結果になっていたら、暫定王者の並走状態がさらに続くところだった。