[海外ニュース]2017.4.23
元王者マレーvsロサド

 元WBA(世界ボクシング協会)ミドル級暫定王者で現在はWBAスーパーミドル級8位にランクされるマーティン・マレー(34=英)は22日(日本時間23日)、英国リバプールで世界挑戦の経験を持つ元ランカーのガブリエル・ロサド(31=米)と拳を交えた。いくつもの挫折を経験してきたベテラン同士のサバイバルマッチを制したのはマレーか、それともロサドか。

 前半はマレーが支配し、中盤からはロサドが距離を潰して混戦に持ち込んだ。各ラウンドとも競った内容だったが、採点をみる限るマレーの印象度の方が上回ったようだ。三人のジャッジのスコアは119対109、116対112、114対114というものだった。2対0の判定勝ちでWBAインターコンチネンタル・ミドル級王座を獲得したマレーは40戦35勝(16KO)4敗1分。昨年9月、ウィリー・モンロー(米)に敗れてトップ15の座を失ったロサドは連敗となった。35戦23勝(13KO)11敗1無効試合。