[ニュース]2011.2.3
元王者バルガス、戦線復帰
 元世界スーパーウェルター級王者のフェルナンド・バルガス(米)が4月16日、米国ネバダ州ラスベガスでヘンリー・ブキャナン(米)を相手に復帰戦を行うことになった。
 フェリックス・トリニダード(プエルトリコ)やオスカー・デラ・ホーヤ(米)、シェーン・モズリー(米)らとの激闘で知られるバルガス(33歳)は07年11月のリカルド・マヨルガ(ニカラグア)戦で判定負けしたのを最後に引退。これが約3年半ぶりの復帰戦となる。戦績は31戦26勝(22KO)5敗。相手のブキャナンは32歳。戦績は22戦20勝(13KO)2敗。試合はスーパーミドル級の体重で行われる予定。

ケスラーの復帰は6月?
 昨秋、眼疾のために保持していたWBC世界スーパーミドル級王座を返上、参戦していた「スーパー・シックス」からも離脱したミッケル・ケスラー(デンマーク)が6月に復帰する可能性が出てきた。ケスラーのマネージメントを担当するサウアランド・プロモーションによると、すでに数選手に対戦オファーを出しているといい、そのなかにはWBO世界スーパーミドル級王者ロバート・スティーグリッツ(独)も含まれている。陣営は「6月にデンマークでスティーグリッツに挑戦」の方向で調整中という。ケスラーは「眼科医のOKが出れば3月からスパーリングをするつもり。私はボクシングが大好きなんだ」と話している。