[メキシコ情報]2017.4.21
ゲバラvsノボア 元王者対決
ペドロ・ゲバラ

 世界戦のために2度の来日経験を持つ元WBC(世界ボクシング評議会)ライトフライ級王者で現1位のペドロ・ゲバラ(27=メキシコ)が5月13日、メキシコのハリスコ州サパポンで元WBCミニマム級王者オズワルド・ノボア(35=メキシコ)と対戦することになった。無冠になってから3連勝のゲバラに対し、直近の5戦で勝利がないノボアは1年2ヵ月ぶりの試合となる。

ペドロ・ゲバラ
 ゲバラは14年12月、八重樫東(大橋)との決定戦を7回KOで制してWBCライトフライ級王座を獲得。ガニガン・ロペス(メキシコ=現王者)を下すなど2度の防衛を果たしたが、15年11月に木村悠に敗れて王座を失った。その後は3試合をこなし、いずれも判定勝ちを収めている。32戦29勝(17KO)2敗1分。一方のノボアは14年2月に熊朝忠(中国)を5回TKOで下して戴冠を果たしたが、9ヵ月後に現王者ワンヘン・メナヨーティン(タイ)に9回終了TKO負けを喫して無冠に戻った。その試合を含め直近の5戦は3敗2分と武運から見放されている。24戦14勝(9KO)7敗3分。ゲバラは現在、WBC1位にランクされており、5月20日に行われるロペス対拳四朗(BMB)の勝者への挑戦も考えられる。