[海外ニュース]2017.4.20
「リゴを倒す」とフローレス
ギジェルモ・リゴンドー

 WBA(世界ボクシング協会)スーパーバンタム級スーパー王者ギジェルモ・リゴンドー(36=キューバ/米)対暫定王者モイセス・フローレス(30=メキシコ)の団体内統一戦が6月17日、米国ネバダ州ラスベガスのマンダレイベイ・イベンツセンターで行われることが正式決定した。試合はアンドレ・ベルト(33=米)対セルゲイ・コバレフ(34=露/米)の3団体統一ライトヘビー級タイトルマッチのセミ格として行われる。

ギジェルモ・リゴンドー
 これらの試合はHBOテレビのペイ・パー・ビュー(PPV=有料視聴)で生中継されることになっている。10年11月の戴冠から7年、これが通算10度目の防衛戦となるリゴンドーは「私のボクシングはエキサイティングではないという人がいるが、それは相手が逃げてしまうからであって私の責任ではない。私はファンが望むような戦いをするためにリングの中央にいるじゃないか。この前のジェームス・ディケンス戦(英=リゴンドーが2回終了TKO勝ち)で証明されているよ」と、相変わらず淡々とした様子だ。17戦全勝(11KO)。これに対し25戦全勝(17KO)、15年4月に獲得した暫定王座を2度防衛中のフローレスは「メキシコのファンの誇りのために、最初に決まった日時からずっとリゴンドーを倒すために準備している」と意気込んでいる。