[海外ニュース]2017.4.20
20歳の新鋭が世界に前進

 デビューから4年、17戦全勝(16KO)の快進撃を続けているWBC(世界ボクシング評議会)スーパーミドル級7位デビッド・ベナビデス(20=米)が5月20日、同級8位のロヘリオ・メディナ(28=メキシコ)と対戦することになった。この試合はWBCのスーパーミドル級挑戦者決定戦として挙行されるもので、勝者がカルム・スミス(26=英)対アンソニー・ディレル(32=米)の王座決定戦を制した新王者に挑戦する権利を手に入れる。

 ベナビデスは元WBA(世界ボクシング協会)スーパーライト級暫定王者ジェシー・ベナビデスの4歳下の弟で、8戦目に判定勝ちに終わった以外はすべてKO(TKO)で試合を終わらせている。一方のメディナは昨年4月、ジェームス・デゲール(英)の持つIBF王座に挑んで12回判定負けを喫したが、12月に2回TKO勝ちで再起している。44戦37勝(31KO)7敗。