[海外ニュース]2017.4.19
21日にレベコの再起第2戦

 井岡一翔(28=井岡)と2度対戦するなど世界戦のために3度来日した経験を持つ前WBA(世界ボクシング協会)フライ級王者ファン・カルロス・レベコ(33=亜)が21日、アルゼンチンのブエノスアイレスで再起第2戦に臨む。南米スーパーフライ級王座決定戦(12回戦)でレベコが拳を交えるのは、直近の6戦で1勝5敗と調子を落としているヘスス・バルガス(24=ベネズエラ)。前王者の圧勝が濃厚だ。

 レベコはライトフライ級とフライ級を制覇した実績を持ち、世界戦だけでも17試合を経験している。しかし、15年4月に井岡に敗れて王座から陥落し、12月の再戦では11回TKO負けを喫した。再起したのは昨年12月で、これが復帰後第2戦となる。40戦37勝(19KO)3敗。相手のバルガスは24戦15勝(11KO)8敗1分。ベネズエラのスーパーフライ級、バンタム級王座を獲得した実績があるが、昨年2月のアルゼンチン初登場試合では元世界王者のオマール・ナルバエス(亜)に7回TKO負けを喫している。2日後の23日には井岡がノックノイ・シットプラサート(タイ)を相手に6度目の防衛戦に臨むなか、現在はWBA5位にランクされるレベコがどんな試合をするのか要注目だ。