[海外ニュース]2017.4.18
前王者マーティンが再起戦

 前IBF(国際ボクシング連盟)ヘビー級王者チャールズ・マーティン(30=米)が25日、米国ミシシッピ州ツニカで約1年ぶりのリングに上がることになった。相手はバイロン・ポリー(37=米)。サウスポーのマーティンは昨年1月に世界王者になったが、3ヵ月後の初防衛戦でアンソニー・ジョシュア(27=英)に2回KO負け、在位は3ヵ月に満たなかった。ポリー戦が再起戦となる。

 マーティンはジョシュアに敗れたあと秋に再起戦を計画していたが、そんな矢先の8月、ロサンゼルスで何者かに撃たれて腕を負傷。そのため戦線復帰が延びていた。試合前日の24日に31歳の誕生日を迎えるマーティンは25戦23勝(21KO)1敗1分。ポリーは54戦30勝(13KO)20敗1分3無効試合。王座を奪い去った宿敵ジョシュアは29日にウラジミール・クリチコ(ウクライナ)を相手に3度目の防衛戦を行うが、その前にマーティンは存在感を示しておきたいところだ。