[海外ニュース]2017.4.15
「キングコング」が負傷
ルイス・オルティス

 元WBA(世界ボクシング協会)ヘビー級王者で現在はWBA1位、WBC(世界ボクシング評議会)2位、IBF(国際ボクシング連盟)5位、WBO(世界ボクシング機構)10位にランクされる「キングコング」、ルイス・オルティス(38=キューバ/米)が右拳を負傷、4月22日に米国ニューヨークで予定されていたデリック・ロッシー(36=米)との試合をキャンセルすることになった。

ルイス・オルティス
 ルイスはロッシー戦に向けてトレーニング中に右手の親指を痛めたと伝えられ、試合まで時間がないこともあってキャンセルを決めたという。オルティスは昨秋に英国のマッチルーム・ボクシングと契約を交わし、今年3月には影響力の大きい米国のアル・ヘイモン氏とアドバイザー契約を結んだばかりだった。なお、22日はショーン・ポーター(米)対アンドレ・ベルト(米)のWBC世界ウェルター級挑戦者決定戦をメインに、セミ格でジャメール・チャーロ(米)対チャールズ・ハトレイ(米)のWBCスーパーウェルター級タイトルマッチが組まれており、これらは予定どおり挙行される。