[海外ニュース]2017.4.8
4/29前座に五輪戦士4人

 4月29日(日本時間30日)、英国ロンドンのウェンブリー・スタジアムで行われるアンソニー・ジョシュア(27=英)対ウラジミール・クリチコ(41=ウクライナ)のIBF(国際ボクシング連盟)ヘビー級タイトルマッチをメインとするイベントに、クルーザー級のローレンス・オコリー(24=英)ら16年リオデジャネイロ五輪戦士4人が出場することになった。

 出場が内定しているのはオコリーのほかスーパーフェザー級のジョー・コーディナ(英)、ウェルター級のジョシュ・ケリー(英)、そして12年ロンドン五輪では女子ライト級金メダルを獲得しているケイティー・テイラー(アイルランド)の4人。五輪ではヘビー級2回戦で敗退したオコリーは3月のプロデビュー戦では初回KO勝ちを収めており、15日には第2戦が予定されている。ライト級2回戦で敗退したコーディナは22日にデビュー戦を計画しており、順調にいけば2週連続でリングに上がることになる。ウェルター級2回戦敗退のケリーも15日にデビュー戦が組まれており、これをケガなくクリアすることが29日出場の条件となる。リオでは初戦となる2回戦で惜敗したテイラーは昨年11月にプロ転向を果たしており(4戦全勝2KO)、これが5戦目となる。すでにチケットは9万枚が売り切れとなっている一大イベントだけに、オリンピアンたちがどう花を添えるかという点にも注目したい。