[ニュース]2017.4.3
高山勝成が東京五輪を目指す!
高山勝成が東京五輪を目指す
 ふじさんめっせで開催された2日の駿河男児Desafio6で、「自分の道を目指す」と話していた高山勝成(仲里)が3日、緊急記者会見を開いた。今年の春から名古屋産業大学に通うという休養中のWBO世界ミニマム級チャンピオンは、ベルトを返上し、2020年東京オリンピックを目指す。
今日から大学生の高山
 名古屋産業大学の入学式を無事に終えた高山は会見に応じた。「プロとしてはやりきった気持ちもあった。やはり左目上の怪我で満足する練習も出来なかった。とりあえず怪我をしっかりと治します。プロは引退して退路を断ち、東京オリンピックを目指していきます」と決意表明した。プロ戦績は40戦31勝(12KO)8敗1NC。主要4団体で世界王座を獲得した。
 
高山は近日中に日本ボクシングコミッションに引退届を提出する予定

 会見を見守った中出博啓トレーナーは「しょうがないね。本人がやると言ったんやし。まあ、まずは目の怪我をしっかり完治させてからです」と変わらずサポートすることを約束した。
4団体制覇王者はオリンピックを目指す
 昨年開催されたリオ五輪からは、プロボクサーの出場も認められているオリンピックのボクシング競技。元世界チャンピオンのアムナット・ムエンロエンもタイ王国代表として、昨年のオリンピックに出場している。ただ、プロ選手の試合出場を認めるかは、日本ボクシング連盟の判断に委ねられている。