[海外ニュース]2017.3.24
リゴンドーvsフローレス 入札へ
ギジェルモ・リゴンドー

 WBA(世界ボクシング協会)はこのほど、同団体のスーパーバンタム級スーパー王者ギジェルモ・リゴンドー(36=キューバ/米)と暫定王者モイセス・フローレス(30=メキシコ)両陣営に対し、このまま交渉がまとまらない場合は4月3日にパナマのWBA本部で興行権入札を行うと通達した。最低提示額は12万ドル(約1330万円)で、落札額の75%がリゴンドー、25%がフローレスの取り分になるという。

ギジェルモ・リゴンドー
 もともとリゴンドー対フローレスは2月25日、ミゲール・コット(プエルトリコ)対ジェームス・カークランド(米)の前座で予定されていたが、メインカードがキャンセルになった煽りを受けて宙に浮いたままになっていた。テクニカルだが一般受けしないことから敬遠されがちなリゴンドーだが、今度は救世主が現れるか。なお、WBAのスーパーバンタム級はレギュラー王座にネオマール・セルメニョ(ベネズエラ/パナマ)が君臨しており、4月9日に大阪で久保隼(真正)の挑戦を受けることになっている。