[海外ニュース]2017.3.18
五輪銅コンランの初陣

 12年ロンドン五輪フライ級銅メダリストで16年リオデジャネイロ五輪ではバンタム級8強に甘んじたマイケル・コンラン(25=アイルランド/英)のプロデビュー戦が17日(日本時間18日)、米国ニューヨークのマジソン・スクエア・ガーデンのサブアリーナ、ザ・シアターで行われた。プロで8戦のキャリアを持つティム・イバラ(26=米)とのスーパーバンタム級6回戦、コンランはどんなパフォーマンスを披露したのか。

 ゲンナディ・ゴロフキン(カザフスタン/米)対ダニエル・ジェイコブス(米)の世界ミドル級タイトルマッチの前夜祭のような意味もあり、また五輪で話題になったコンランのデビュー戦ということもあって会場は5102人で満員となった。試合はコンランのワンサイドだった。初回からイバラを混乱に陥れたコンランは3回、上下にパンチを集めてレフェリー・ストップに持ち込んだ。TKOタイムは3回59秒だった。敗れたイバラは9戦4勝(1KO)5敗。

 この日はリオ五輪ライト級金メダリストのロブソン・コンセイサン(ブラジル)も出場し、アーロン・ホリス(米)から初回にダウンを奪ったあと2回にレフェリー・ストップのTKO勝ちを収めた。これでコンセイサンは昨年11月のデビューから3連勝(2KO)に戦績を伸ばした。5連敗のホリスは8戦3勝(2KO)5敗。