[前日計量]2017.3.18
ゴロフキン&ジェイコブス
マディソンスクエアガーデン

 ミドル級のWBA(世界ボクシング協会)スーパー王座とWBC(世界ボクシング評議会)王座、IBF(国際ボクシング連盟)王座を保持するゲンナディ・ゴロフキン(34=カザフスタン/米)と、WBAレギュラー王者ダニエル・ジェイコブス(30=米)が17日(日本時間18日)、米国ニューヨークで計量に臨んだ。両王者は18日(日本時間19日)、ニューヨークのマジソン・スクエア・ガーデン(MSG)で対戦する。
※ゴロフキン対ジェイコブス、ダブルメインのWBC世界フライ級タイトルマッチ、ローマン・ゴンサレス(29=ニカラグア)対シーサケット・ソールンビサイ(30=タイ)は19日(日)午前10時からWOWOWライブで生中継。ゲスト解説は村田諒太(31=帝拳)、井上尚弥(23=大橋)。

 先に秤に載ったジェイコブスは159.8ポンド(約72.4キロ)でパスすると、ファンに向かいウィンクしてみせた。次いで笑みを浮かべながらスケールに載ったゴロフキンは159.6ポンド(約72.3キロ)だった。そのあと両者は恒例のフェイスオフ(睨み合い)を15秒ほどして別れ、ともにファンに白い歯をみせて自信を感じさせた。ゴロフキンは36戦全勝(33KO)。現在、17連続KO防衛の史上最多記録に並んでおり、この試合もKOで終わらせると記録更新となる。プロモーターから保証されている報酬は250万ドル(約2億8200万円)と公表されている。ジェイコブスは33戦32勝(29KO)1敗。こちらも4連続KO防衛中だ。報酬は175万ドル(約1億9700万円)。オッズは依然として19対3でゴロフキン有利と出ており、ジェイコブスの勝利は6.2倍となっている。