[海外ニュース]2017.3.13
元王者ラモスの再起第3戦

 元WBA(世界ボクシング協会)スーパーバンタム級王者リコ・ラモス(29=米)は11日(日本時間12日)、米国ネバダ州ラスベガスでWBAスーパーバンタム級14位のエリック・ルイス(26=米)とフェザー級10回戦を行った。11年に下田昭文(帝拳)から世界王座を奪ったラモスだが、初防衛戦でギジェルモ・リゴンドー(36=キューバ/米)にベルトを奪われてからは鳴かず飛ばずの状態が続いている。ラモスは無冠になってから初の3連勝を飾ることはできたのか。

 スピードで勝るラモスは初回から主導権を握り、そのまま10回を乗り切った。採点は100対90(二者)、98対92と一方的だった。ラモスは11年7月に下田を7回KOで破って世界王座を獲得したが、半年後の初防衛戦でリゴンドーに6回KO負け。その試合を含めて15年7月までに5敗を喫してトップ戦線から脱落した。しかし、これで昨年6月から3連勝(1KO)となり、通算戦績も32戦27勝(13KO)5敗に伸ばした。WBA14位のルイスを破ったことで世界戦線に戻って来る可能性が出てきた。ルイスは23戦16勝(6KO)6敗1分。