[海外ニュース]2017.3.11
女王シールズのプロ2戦目

 12年ロンドン大会、16年リオデジャネイロ大会と五輪女子ミドル級連覇を成し遂げたクラレッサ・シールズ(21=米)は10日(日本時間11日)、米国ミシガン州デトロイトでツィルビア・ツァバドス(26=ハンガリー)を相手にNABF北米女子ミドル級王座決定戦(6回戦)に臨んだ。昨年11月にデビューしたシールズはこれがプロ2戦目。はたして地域王座を獲得することはできたのか。

 シールズの出身地ミシガン州フリントから約100キロの距離にあるデトロイトで行われた試合とあって、会場のMGMグランドカジノのチケットは売り切れになったほどだった。そんななかシールズはアマチュア界トップのテクニックに加え左フックや右ストレートなどパワーでも相手を圧倒。4回、シールズはツァバドスをコーナーに詰めて連打、レフェリー・ストップを呼び込んだ。2戦目(2勝1KO)でNABF北米王座を獲得したシールズには、早くも来年には世界王座挑戦のプランが出ている。ツァバドスは24戦15勝(6KO)9敗。