[前日計量]2017.3.11
ミドル級サバイバルマッチ
レミューvsスティーブンス

 前IBF(国際ボクシング連盟)ミドル級王者で現WBC(世界ボクシング評議会)4位、IBF7位、WBO(世界ボクシング機構)4位のデビッド・レミュー(28=カナダ)は11日(日本時間12日)、米国ニューヨーク州ベローナでWBA(世界ボクシング協会)同級8位、WBC3位、IBF6位、WBO10位のカーチス・スティーブンス(32=米)と12回戦を行う。試合前日の計量はふたりともミドル級のリミット内だった。

レミュー

 レミューは15年10月にゲンナディ・ゴロフキン(カザフスタン/米)に8回TKO負けを喫してIBF王座から陥落。その後は2連勝(1KO)を収めている。体重は159ポンド(約72.1キロ)だった。対するスティーブンスは13年11月にゴロフキンに挑んで8回終了TKO負け。その後、14年10月には現WBA暫定王者のハッサン・ヌダム・ヌジカム(カメルーン/仏)に判定負けを喫したが、以後は世界ランカーのパトリック・テイシェイラ(ブラジル)を2回TKOで屠るなど復調している。体重は158.2ポンド(約71.7キロ)と軽めだった。戦績はレミューが39戦36勝(32KO)3敗、スティーブンスが34戦29勝(21KO)5敗。オッズは3対1でレミュー有利と出ている。

スティーブンス
 前座では元世界3階級制覇王者ユリオルキス・ガンボア(キューバ/米)が出場、元世界ランカーのレネ・アルバラード(ニカラグア)と対戦する。15年12月以来、1年3ヵ月ぶりのリングとなるガンボアは26戦25勝(17KO)1敗、アルバラードは34戦29勝(21KO)5敗。